手ぬぐいのすすめ
小さいころは、なぜ手ぬぐいというものがこの世にあるんだろうと思っていました。
タオルというはるかに吸水性が高いすぐれものがあるのに、なぜ、あんなペラペラしたものがあるんだろうと。
しかし、大人になってずいぶん経ちまして、手ぬぐい、必要! ということに気がつきます。
特に実感するのは、温泉旅行のときです。必ずもっていきます。
温泉旅館にはありますから必要ありませんが、旅館に着くまでに外湯をもらうとき、はたまた温泉の銭湯に入るとき、タオルをもっていないとその場で100円から150円くらいで買わないといけなくなるので、もち歩く必要があるのです。
そして、タオルではかさばるので、手ぬぐいが一本、あと小さい石鹸(せっけん)をもっていれば、どんな温泉シチュエーションに出くわしてもたいてい対応できるというものです。
温泉マスター!!
そうそう、わたしは、災害持ち出し袋にも手ぬぐいを入れています。
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* ポイント1 手ぬぐいは、かさばらないよ!*
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手ぬぐいは、タオルほどちくちくしませんし、肌ざわりがやさしい気がします。沖縄に行ったとき、手ぬぐいを細く折って首に巻いている女性の飲食店の店員さんを見かけました。いちいち汗をぬぐう必要もなくなるし、邪魔にならないし、なるほどねーと思って見た記憶があります。
わたしも、日差しが強い日中に近所を歩くとき、帽子がめんどうくさいなーと思う場合は、首の後ろだけ手ぬぐいを当てて歩くことがあります。
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* ポイント2 手ぬぐいは、肌ざわりがいいよ!*
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江戸時代には、きっと手ぬぐいは、おしゃれなものだったんでしょうね。浮世絵なんか見ますと、すごいドヤ顔で手ぬぐいをかぶったり、くちにかんだり、首に巻いたりしてますもの。
今はまた手ぬぐいのデザインが見直され、額に入れて飾るという楽しみ方をしている方もあるようです。
そして、手ぬぐいのデザインといえば、何といっても手ぬぐい専門店「かまわぬ」さんです。日本の基本情緒は「かわいい」というのを再認識させてくれるすばらしいデザインのかずかず! 前に一度、「かまわぬ」さんのところの手ぬぐいをプレゼントしていただいたことがあるのですが、とてもうれしかったです。愛用しています。和が好きな人には贈り物としても喜ばれます。
手ぬぐい専門店「かまわぬ」さんのサイトはこちら ⇒ かまわぬ
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* ポイント3 手ぬぐいは、デザインがかわいいよ!*
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というわけで、まあやっぱり、手ぬぐいはいいよね、というおはなしでした。
今日は、これでおしまい。