何を着ればいいのかわからない
家にこもってばかりいますと、外出が下手になります。
何を着て出たらいいかという勘がすこぶる鈍るのです。
昨日も、天気予報で「すごく寒くなります」と言っていたので、それを信じて厚めのコートを着て出ましたら、外はぽっかぽかの陽気でした。
「しまったー」
と思ったものの、いったん家に帰るほどのことじゃないと思って街へ出ました。
すると、都心はさらにぽっかぽか。
すれ違いざまに、おじさんから、
「そこまで、寒くないよ」
と言われました。
わたしは、知らないおじさんからよく声をかけられるのですが、その情報は、要りません。
なぜなら、着ている本人がいちばん、感じていることですから!
というわけで、コートを手でもって歩くことにしました。
季節にぴったりの服を着てないときって、なんでこんなに居心地が悪いんでしょう。
でも、ざあっとたたきつけるような雨が降ってきて、気温は急降下。
夕方には切れるような寒さになり、やれやれとコートを着て帰りました。
わたしは、5月と11月が日本でいちばん過ごしやすい月だと勝手に思っているのですが、今年の11月は、どうもおかしいですね。
空気のすんだ、きれいな青空が見たいです。
今日は、これでおしまい。