ふしぎなはなし
先日、わが家の飼い猫なっちゃんがご飯を食べていたときのことです。
なっちゃんがお皿のところから離れようとしたとき、少しエサが残っていたのを見た夫が、
「なっちゃん、お腹いっぱい? もういいの?」
と話しかけたところ、
「もういい」
としゃべったのです。
夫もわたしもびっくりしました。
猫がしゃべるなんて信じられないという方も多いと思いますが、検索サイトで「猫がしゃべった」というキーワードで検索すると、出るわ出るわで、猫がしゃべるのはわりとふつうのことなのかと錯覚するほどです。
よくよく考えてみれば、最近、「にゃーにゃ、にゃにゃーにゃ」と長鳴きしたり、話しかけると「にゃあ」と返事をするように鳴いたりと、鳴き声が前に比べて変わってきたように感じます。もしかすると、毎日人間の言葉を聞いているうちに、影響を受けてきたのかもしれません。
かくいうわたしも、なっちゃんに話しかけるときに、
「なっちゃん、もうお腹すいたにゃ?」
「ご飯、いるにゃ?」
などと話しかけていますから、こちらも多大なる影響を受けているといえそうです。
きっと、なっちゃんのほうも、
(この人、猫語、しゃべったにゃ!)
と思っていることでしょう。
今日は、これでおしまい。