あおやぎ珈琲

猫とコーヒーと物語のブログ

ブログ病

他の人が、新しいものを素早く取り入れるということに、いつも驚いています。 わたしは新しいものに対しては慎重です。

「茶のしずく」というせっけんが肌にいいと思って使っていたら、3~4年後に小麦アレルギーになった、ということをニュースで聞いたりするからなおさらです。 まさかそんなつながりが、という落とし穴がどこにあるとも限りません。 例えば、恋愛とかどうでもよくなってしまうスマホ病とか、アクセス数が気になって夜も眠れなくなるブログ病とか、短い文章しか書けなくなってしまうツイッター病とか、起こらないって誰が言い切れるんでしょう。

ここ7~8年、わたしの年始の抱負は、「ブログを始める、英語が話せるようになる」でした。 毎年考えるのがちょっとおっくうになってきて、同じ抱負を据え置いています。 いかに成長してこなかったかがわかりそうなものですが、年始の抱負というものは、仕事始めあたりにはうっすらと影のように消えてしまうはかないものなのです。年の初めには決めるのに、年の終わりにはかえりみない点からして、どこかで消える運命のものなのです。 でも、今年はとうとうブログを始めることができました。 hikari.jpg それまで、お気に入りのブログをいくつかのぞく、ということはしていましたが、見てるのとやるのでは全然違います。参加してみて、ようやく違いがわかりだしたのです。始める前は、お気に入り以外のブログは大きなぼんやりとしたかたまりにしか感じられなかったのに、ブログ一つひとつの心への飛び込み方がまったく変わりました。 新しい目が開く思いだったよ! 今は、たくさんの人が、情報を発信していたり、自分が書いた小説を発表していたり、撮った写真や描いた絵ををみんなに見てもらったり、趣味のことをいろいろ書いたりして、みんな、すごく自分を表現しているんだ! ということを、とてもみずみずしく感じています。

わたしは、こんな世界をきれいだと思いました。 表現の自由は、憲法の第21条に定められています。その条文のうえで、みんなウキウキ、キラキラして、踊ったり歌ったりしているみたいです。 こんな世界が続くように、努力しなくちゃいけません。

そうそう、英語は今年もだめそうです。 今日は、これでおしまい。