カンガルーのひみつ
仕事の関係で、どうぶつについて調べものをしました。いろいろ知らないことが出てくるので、こういう作業は楽しいです。
どうぶつのひみつをいろいろ調べるうちに、ぎょうてんの事実を発見しました。
それは、カンガルーの生態です。
カンガルーは、オーストラリア大陸あたりに生息するどうぶつです。メスのおなかにふくろ状のものがあり、そのなかで子育てを行います。
まあ、このあたりは、よく知られていることですが、すごいのは、その子育てのあり方なのです。
▲うさぎみたいなカンガルー
カンガルーは環境に敏感で、「今の環境は、子育てに向かないな~」と感じると、オスは精子をつくらないそうです。
さらに、メスは、「今の環境は、子育てに向かないな~」と感じると、受精卵の細胞分裂をいったん止めることができるそうです。
つまり、妊娠をいったんストップできるらしいんです。しかも、環境がよくなると、細胞分裂を止めていた受精卵の分裂を再開し、子宮に着床させ、出産するんだとか。
便利すぎます。
▲ぱんちしたりきっくしたり
カンガルーの妊娠期間はとても短く、受精後約1か月で子どもが生まれます。子どもの体長は1~2センチと小さく、後ろ足やしっぽはない状態です。
それでも、母乳だけで完全な姿に成長するそうです。カンガルーの母乳の力がはんぱでないと思います。
今日は、これでおしまい。