あおやぎ珈琲

猫とコーヒーと物語のブログ

なぞの生物

夜のお散歩をしていたときのことです。
道路をささっとよぎったものがありました。
「あ、ネコだ」
と、思ったのですが、あれっと思うくらいしっぽがボリューミー
同じ場所から2ひきめが顔を出しましたが、車の音とわたしの姿にびっくりして、生垣の中にひっこんでしまいました。
なんだろう…タヌキ????
2ひきは、同じくらいの大きさでしたので、ご夫婦のようでした。
道路をはさんで離れ離れになってしまい、
「キューンキューン」と片方が鳴いています。
道路には次々車がやってくるので、わたしはその動物が飛び出してしまわないかと、はらはらして見ていました。
車の流れがやんで、静かになると、道路をわたりきったほうの片割れが出てきて、うろうろ歩き回って様子を見ていました。
すると、もう一匹が出てきて道路をささっとわたっていきました。
わたしは、
「へー、東京にも、たぬきってまだいるんだなあ…」
と思って家に帰り、家族にこのことを話して盛り上がりました。
(でも、ほんとうにあれはたぬきだったのかなあ)
と、ふと思ったわたしは、ネットでたぬきの画像をさがして見ました。
(ぜんぜんちがう! たぬきじゃない!)
その動物は、こんなすがたをしていたのです。
nazo.jpg
こんな生き物、たぶんいません。
最近、仕事でつかれているのですが、とうとうこんなものを見るまでに…。
でも、なんだか異世界のものに出会ったみたいで、ふしぎな感じがしました。
今日は、これでおしまい。