ノマドな会社員の働き方
もう会社員にはなることはないだろうと思っていたのに、絡めとられるようにして会社員になることになったのでした。しかも、オフィスにわたしの席はなく、自宅で勤務。仕事の合い間を使って、今やっている個人事業も続けてよいといいます。ノマドな会社員の一丁上がりです!
ノマドとは、もともとフランス語で遊牧民の意味。場所や所属を決めず、自由に働く現代のワークスタイルのひとつだそうです。自分でもよくわからないのですが、このたび、こういう身分になったのです、と人に説明しますと
「じゃあ、カフェでお仕事とかですか」
と言われます。
でも、わたし、カフェで仕事なんてしません! だって、トイレは…トイレはどうするんですか! ノマドとかもてはやされていますけど、その生態を耳にしてわたしの頭に真っ先に浮かんだのは(その人たち、トイレどうしてるんだろう)ということでした。
カフェでノートパソコンでお仕事。でも、コーヒーを飲めば、トイレに行きたくなる! その度にノートパソコンを持ってトイレに行くのも面倒くさい。トイレに行きたくなるたびに場所を変えるのも面倒くさい。調べたところノートパソコンと貴重品の入ったバッグを椅子にしばりつけるワイヤーがあったりするそうですが、そんなガジェットを買うくらいなら、家でじっくり仕事をしたほうが能率が上がるにきまっています! どういう職種なんでしょうね。ああいう、カフェでお仕事をされている人たちって。カフェにいるときは、それほど込み入った仕事はしていないんじゃないかというのがわたしの推測です。
でも、人から言われますと、じゃあちょっとノマド的なことやってみましょうか、とその気になるのが人間です。
わたしは、資料の本とノートをもって近所のカフェへ行きました。昼はカフェ、夜はバーになるというそのお店は、店内がとても広く、平日の昼間だからかお客はわたしを含め三人だけ。みんなひとり客でしたので、遠くで店員さんたちの話す声が聞こえてくる程度でとても静か。そこで本を読んでひたすら大切なところのメモをとります。なんだ、めちゃくちゃ集中できるっ!!
パソコンがあると、つい気がついたものを確認したり調べものをしたりします。そして、家にいると、やるべきことがあれこれと目に入ってくるものです。それが一切ないカフェの、集中できることできること。こういう、本を読みたい、資料を読み込みたいなどの一点に集中したいときのカフェの利用はすごくいいかもしれません。
本とノートだけだから、トイレに行くとき置いていっても盗られる心配はありません。今後はぜひこういうカフェの使い方をしたいと思います。気分転換にもよいです。
そうそう、会社員になったのは、自分のやりたいことができそうだから引き受けたのでした。念願がかなうのを目の前にしてブルブル震えているのですが、そうはないチャンスなので、しっかり結果を出したいものです。
でも、ブログも自分の文章磨きのため、やっぱりがんばって更新していきたいと思っています。
なんだか、今年は充実してるな。ブログの神様、ありがとうございます。
今日は、これでおしまい。

