あおやぎ珈琲

猫とコーヒーと物語のブログ

お菓子とダジャレ

今号(9/27~10/10)のテレビブロス(雑誌)の光浦靖子(みつうらやすこ)さんの人生相談の回答に、思わずうなりました。
「会社でお菓子を毎日くれる女性に困っているけど、どう対応したらいいか」という読者の質問に対し、光浦さんは、人間は、ギブ&テイクをどこかで考えており、このお菓子を配る女性は、人にお菓子をギブして感謝というテイクを求めている。だから、ふつうにお菓子をもらっておけば? と回答されています。

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そして、
「なんかね、最近、思うんですよ。人から世話を焼かれる人の方が、人間の器がでかいなぁと。人から『ダメな奴』と思われ、自分も『ダメ』を認め、笑っていられる人になりましょうよ。大人なのに毎日一個お菓子をもらって大喜びする、そんな素敵な人になりましょうよ。」
と、文章を結ばれているのです。
わたしは、光浦さんは本当に深いことを言うなあ~と思いながら読みました。
これは「お菓子をくれる女性」の話ですが、似たものに「ダジャレを言う男性」というパターンがあると思います。
わたしが最初につとめた会社の部長はダジャレが大好きで、いいダジャレを思いつくと、仕事中でも社員の机のところにいっては、よく披露していました。
わたしが、そのダジャレを聞いて、
「部長、今日は、絶好調ですね!」
と言おうものなら、先輩の社員さんから、
「そういうこと言うと、調子にのるから、言っちゃだめよ!」
と、怒られるなんてこともありました。
職場を楽しい雰囲気にしたくて部長は言っているはずだし、こっちも楽しめばいいのになあと思ったものでした。
お菓子の女性の場合は、お菓子をギブして感謝をテイクですが、ダジャレの男性の場合は、ダジャレをギブして笑いをテイクしたいはずです。
肌で感じる感触として、ダジャレを言う人は、年々減少傾向にあるように思います。
次に挙げるのは、ダジャレ人口の減少を示した妄想グラフです。
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※1 妄想なので、何の根拠もありません。
※2 人口が減っているのに、全人口に占める割合が減っていないのは、少子高齢化の影響です。
このままでは、ダジャレの文化が引きつがれません。
ですので、わたしもちょいちょいダジャレを言っていこうと思います。
今日は、これでおしまい。