酉の市で熊手を買った
11月は酉の市(とりのいち)があります。
鷲(おおとり)神社のお祭りで、11月の酉の日に行われます。
今年は、なんと酉の日が三日もあります。たくさんあるからって喜べません。
三の酉まである年は火事が多いという言い伝えもありますから、火の用心です。
酉の市では、熊手の飾りが売られます。
客と金をかきあつめるということで、商売をしている人が買い求めにやってきます。
でも「客と金をかきあつめる」って、なんだか強引だね?
あんまりお行儀のよい感じはしません。
本当は、買う熊手を毎年大きくしていくらしいですが、わが家では、ちっとも大きくなっていきません。
▲今年買ったわが家の熊手(小)
まあいいかと思います。まじめに仕事をしていていれば、少しずつできる仕事が増えていくのです。お金はその後に、ついてくるものです。
わたしには、かきあつめるという感触はありません。
お客もお金も、もっと水みたいにさらさらしたものじゃないでしょうか。
いいものをつくれば、自然とさらさらとあつまってくるでしょう。
まあしかし、酉の市はお祭りですから、気分は高ぶります。色とりどりの熊手をながめて歩くのも楽しいものです。
今年は、あと1回。27日が三の酉です。
近くの鷲神社へ出かけてみてはいかがでしょうか。
今日は、これでおしまい。