あおやぎ珈琲

猫とコーヒーと物語のブログ

恐怖の家計簿

また暑くなってきたので、こわい話をしようと思います。
こわいと言っても、それほどこわくはありません。夜中にひとりでおトイレに行くのが、ちょっとだけいやになる程度のこわさですから安心してください。
 
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▲こんなおばけは、でてきません
 
さて、わたしは、3年くらい前から家計簿をつけるようにしています。というのも、わたしは家計のやりくりが本当にへたで、いつも月末には火の車なので、それを改善しようと思ってつけはじめたのです。
つけるなら、厳密なものにしようと思いまして、すべてのお金の出入りをつけることにしました。
まずは、一日が終わった時点で、家計簿の「残金」とおさいふの中身が一致するように、エクセルの表に使ったお金をもれなく記録していきます。
このとき、「食費」「光熱費」「通信費」など科目をつけて入力します。
さらに、預金から振り込んだ通販代、クレジットカードで使用したお金もエクセルの別シートで記録していきます。
こうしてすべてのデータをまとめると、1か月の間に何にいくら使ったかがわかるようになります。
エクセルで作っているので、データの並べ替えをすれば、「食費」がいくらかかっていて、あといくら使うことができるか、ということを月の途中で確認することもできます。
月末には、科目別にいくら使ったのかを集計し、予算に対して多かったのか少なかったのかも確認することができます。
いつ、どこで何を買ったかということが分かるので、日記がわりにもなります。とっても便利な家計簿!
でも、毎月このデータをつくるうちに、わたしはあることに気がついたのです。
 
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▲2015年10月19日
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▲2015年5月17日
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お金がへるという現象は、一度や二度ではないのです。金額が大きいときもあるので本当に困ります。さらに、こんなことも起こるんです。
 
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▲2015年3月28日
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▲2016年4月3日
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▲2016年5月15日
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お金がへるのは、家計簿のつけわすれという理由が考えられますが、ふえる理由はまったくわかりません。
なぜこんなことが起こるんでしょう。
もしかすると……
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こんなことが起こっているのでは…?
厳密にすればするほど、おかしなところが見つかるというのは、おもしろい現象です。
科学の最先端にいる研究の現場でも、「厳密につきつめていけばいくほど、説明のしようのない不思議なものを見つけてしまう」ということが起こっているかもしれません。
あんまりこわくありませんでしたね。
今日は、これでおしまい。