スネーキーモンキー蛇拳を見る
ジャッキー・チェンの若いころの映画は、本当に面白いなあ。
録画しておいた「スネーキーモンキー 蛇拳」を観たのだけど、もう面白くて面白くてしようがなかったです。
この映画は、蛇の動きをかたどった「蛇拳」の伝承者と、それを根絶やしにしようとする勢力との攻防をえがいたお話。
ジャッキー演じるガンフー青年が、「蛇拳」最後の伝承者パクを助けたことから、手ほどきを受けることになり、「蛇拳」をめぐる戦いに巻き込まれていく…というストーリー。
▲イラストは、イメージです
師匠と出会う ⇒ 秘密の特訓 ⇒ 敵を倒す
ジャッキー・チェンの初期の作品は、だいたいこのパターンなのですが、こんなに面白いなら、映画における「筋(ストーリー)」の役割って何なのだろうと思えてきます。
「ローマの休日」だって、アン王女がおしのびで街に出かけちゃうだけの話だしね。
そんなに込みいったり、奇をてらったり、特殊なお仕事の事情をえがいたり、そういうのをしなくっても面白いものってできるんだなあと思います。
そういう意味では、今上映中の「ゼロ・グラビティ」は観に行きたいです。
宇宙飛行士が、ぽーんと宇宙に放り出されるだけの話みたいじゃないですか。とってもシンプル! しかしながら、予告を見ただけで息がつまるような緊迫感を覚えました。
去年今年貫く棒の如きもの (こぞことしつらぬくぼうのごときもの)
と高浜虚子(たかはまきょし)はよんでいますが、わたしも仕事がぜんぜん納まらなくて、仕事を抱えたまま、棒状で年末年始に突入しそうです。その合い間に、「ゼロ・グラビティ」はなんとか観に行きたいです。
今日は、これでおしまい。
