人間の自然治癒の力について
あまり科学的な話じゃありません。おはなし程度にきいてください。
01 偏頭痛がなおった話
わたしには、かつて偏頭痛という持病がありました。
その頭痛は突然襲ってきて、鎮痛剤を飲まないと痛みは絶対におさまりませんでした。
10歳のころにはもう始まっていたでしょうか。30代になってもこの持病には相変わらず悩まされていました。
あるとき、この頭痛には吐き気が伴うな、と思い、もしかして、この頭痛の原因は胃にあるのでは? と気づいたのです。
すると、この偏頭痛がぴたりとおさまったのです。
02 腹痛が和らいだ話
偏頭痛がなくなったのと入れ代わりで、わたしには腹痛という持病が現れました。
最近多いと聞く「過敏性腸症候群」というのとも違います。しくしくと右の下腹部が痛むのです。
しかも、ときどき激痛になります。あまりにもわたしが痛がるので驚いた家族が救急車を呼んでしまったことがあるくらいです。
病院では「急性胃腸炎」と診断され、根本的な治療はできないと言われました。
あるとき、わたしは男児に多く発症するという「鼠径ヘルニア」の話を耳にします。腸が足の付け根の部分で腹膜からはみでてしまうという病気です。
そこでわたしは、自分に起こる腹痛は、内臓が下に下がって、圧迫された部分が痛くなるんじゃないのかなあ? と思ったのです。
それから、ヨガの足を上に上げるポーズを毎日少しするようになると、この腹痛が和らいだのです。
この腹痛がひどくなるのと連動して、わたしの唇が、右下(痛みのあるほう)に少し下がるという顔のゆがみが生じていたのですが、この顔のゆがみも、原因に気づいた途端に治りました。
わたしは、痛みが和らいだことよりも、顔のゆがみが一瞬で治ったことのほうが衝撃でした。
03 考えたこと
この経験から、考えられることが2つあります。
1 人は、病気の原因を自分で見つけることができる。
2 人は、病気の原因がわかった途端に、劇的に回復に向かう。
痛みそのものに注目するのじゃなく、その痛みがどこにつながってどこから来ているのかという道筋みたいなものに気づくと、病気がよくなるという感触です。
あやしい話ですよね。でも、これにはいろいろ他の例もありそうですので、調べているところです。
明日につづく ⇒ 人間の自然治癒の力について2
今日は、これでおしまい。

