日本橋ヨヲコ先生が好きです
あんなに優しくっていいんでしょうか
あんなに優しくっていいんでしょうか
見ていて涙が出てくるほど
人って優しくっていいんでしょうか
ひとつひとつの言葉がひとつひとつの行動が
そんなに優しくっていいんでしょうか
心配しなくてもだいじょうぶ
優しい人のまわりには
優しい人が集まってきて
優しい言葉をかけ合って
あの人、うれしくて泣いています
こんなにきれいでいいんでしょうか
こんなにきれいでいいんでしょうか
心配になるほどきれいと思えるものを見つけたよ
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「あの人」とは、漫画家、日本橋ヨヲコ先生のことです。
あの人よばわりしてごめんなさい。
日本橋ヨヲコ先生の漫画で初めて読んだのは、「G戦場ヘヴンズドア」という作品でした。
有名漫画家の息子と敏腕漫画編集者の息子という高校生2人が、まわりを巻き込みながら漫画を描くことをとおして成長していくという内容の漫画です。
読んだとき「うわっ、この人優しい人だなあ」と驚きを感じたのですが「でも、たぶんご本人は優しいって言われるのは嫌がる人だろうな」とも思いました。
ツイッターでフォローしてみると、もう、日本橋ヨヲコ先生の優しさあふれるツイートとリツイートの仕方に、わたしはめまいを覚えるほどです。
見るからに優しいことを言っているわけじゃないのに、気持ちがにじんでにじんでしようがない感じなんです。
そして、先生のツイートにはよく、返信できなくて…という感じで「ごめん」「ごめん」という言葉が出てくるのですが、「先生、謝らなくってもだいじょうぶ!」ってフォロワーさんたちは絶対思ってるだろうなーと思わせる空気が漂っているのです。
優しい人は、優しい人を呼ぶようです。
フォロワーさんの優しい言葉に先生が「これ以上泣かせないでー」という場面もあります。
気持ちの優しさというのは、強さの裏返しなんではないかと思います。
悲しさとかつらさとかにちゃんと向き合って、それを乗り越える強さ。そういうものがあるから、人に優しくなれるんだろうと思います。
「全部出す! 全部出しきっても、わたしには、まだあるから!」
という、強い信念。
熱い気持ちがこんこんと湧く泉みたいな人なんだろうなあ。それがわたしの心のツボを押さえて、なんだか、見ていて涙が出てくるんです。
「優しすぎて心配になるほど」とか「見ていて涙が出てくる」とか、どう考えたってわたしは日本橋ヨヲコ先生のことが好きなのです。
こころを強く打つ人のことは、全力で好きと表現したい。
だから、応援します。
日本橋ヨヲコ先生は、講談社「イブニング」(毎月第四火曜日に掲載)でバレーボール女子を描いた「少女ファイト」を絶賛連載中だよ! 「少女ファイト」は1~9巻まで絶賛発売中だよ! 10巻が7月23日に発売予定だよ!
今日は、これでおしまい。