あおやぎ珈琲

猫とコーヒーと物語のブログ

好きだったものがいつの間にかなくなっている

すごく好きだったものが

いつの間にか身の回りから消えている

捨てたことは思い出せない

でも、さがしても見つからない

たぶん、捨ててしまったんだろう

あんなに好きだったものを

なぜいらないと思ったのか

なぜ捨てようと思ったのか

その理由は思い出せない

ただ、ああ、あれは、すごく好きだったよと

その気持ちだけが心に残っていて

その気持ちだけいつも思い出せる

それは人生のなかの、

人間の記憶のあり方のなかで、

とくに優しさを感じさせる部分かもしれない

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今日は、これでおしまい。