あおやぎ珈琲

猫とコーヒーと物語のブログ

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

バスにまつわる2人の言葉

バスはわたしの好きなもののひとつですが、バスといえば、ある2人の言葉を思い出します。 01 バスにまつわる言葉、その1 大学のサークルの先輩が、あるとき、 「バスの運転手って、すごいテクだよなあ」 と言いました。 その言い方が、いかにも心の底から…

お灸のふしぎな5段階

家で時々、お灸(おきゅう)をすえます。 わたしは、小さいころから大病はしないがいつもどこか調子が悪いという身体の持ち主で、その体調不良をツボ押しやらでなんとかしのいできたこともあり、以前に鍼灸(しんきゅう)治療院へ長く通っていたこともあり、…

そばとうどん

お蕎麦(そば)のおいしさが、いまいちわかりません。 もちろん、食べるとおいしいと思うのですが、あの東京生まれ東京育ちの人が時々もらす、心の底からの「この蕎麦は、うまい…」というため息のような言葉は、わたしの口から出ません。 わたしは生まれが西…

猫の心をとろかす3人の人

猫派か犬派かと聞かれたら、断然、猫派です。 今は家で猫を飼っていないので、近所の気立てのよい地域猫たちをかわいがるという、気軽でうるわしい日々を送っています。 わたしは、猫の心をとろかす人の存在というものに、うすうす気がついていました。 以前…

ワープロが欲しい

ワープロは、なんで、製造中止になったんでしょうね。 現在もワープロの人気は高く、中古が高値(4~5万)で売られているというではありませんか。物が売れないって言ってる人。こういうのを再生産、再販売すればいいと思いますよ! わたしのワープロ愛を…

記憶とあそぶ

「あそびの記憶」という本を買いました。 俳人で詩人の土肥あき子さんが文章を担当、村上保さんの可愛い挿し絵がついています。 階段じゃんけん、糸電話、だるまさんが転んだ、ちゃんばらごっこ…などなど、子どものころやった遊びについてのエッセイがつづっ…

透明感を思い出す

ファインマンの自伝「ご冗談でしょう、ファインマンさん」を読みました。 ファインマンとは、ノーベル物理学賞を受賞した科学者のことです。 ファインマンにまつわるエピソードは、以前から知っていました。 大学教授から招かれたお茶会で、上品な大学教授の…

解脱(げだつ)でよければ

でっきるかなー? 解脱! でっきるかなー? 解脱! つっつまれたいよ 多幸感~ つっつまれたいよ 多幸感~ すっくわれたいよ 仏様~ すっくわれたいよ 仏様~ 心の準備はもうできた~ たーんと解脱をさっせとっくれ♪ ------------------------ 今週末は、「…

ポストはだれのもの?

ポストは赤い色をしています。 だから、道を歩いていても、自転車で走っていても、 姿が目に飛び込んできます。 なかなか自己主張が強いもの、と思いきや、 あれはポストを探している人のために、赤いのです。 あの赤は早く手紙を出したいと思っている人への…

道具は自分で仕立てるもの

秋岡芳夫(あきおかよしお)さんの書かれた「木工―道具の仕立て」 という本を読みました。 この本を手に取るきっかけとなったのは、東京都・目黒区美術館で やっていた「秋岡芳夫全集1」という写真展でした。 秋岡芳夫さんは工業デザインをしていた人で、そ…

電車のなかで受け取ったもの

仲間うちで集まる機会があり、ゲストとしてある詩人をお招きした わたしはその方と帰りの電車が一緒になり、ふたりきりでお話しすることができた わたしはある俳人のことを話しており、 その人の気持ちを考えているうちに涙が浮かんだ すると、その詩人の目…

2013年5月の成長記録

5がつ3にち ふうは おちつきを とりもどした! 5がつ4にち ふうは ブログと しごとの ジレンマに おちいった! 5がつ8にち ふうは ようやく ブログで じぶんが なにが やりたいのか わかりはじめた! 5がつ9にち ふうは しゃしんを ブログに つかう…

脱出するよりほっこりしたい

東京・神保町(じんぼうちょう)の「書泉グランデ」(書店)で 開催されていた脱出ゲームに参加してきました。 脱出ゲームというのは、この場合、ミステリ仕立てになっていて、 ファイル形式になっている本を買うと、そこに第一章だけがあり、 その謎(なぞ…

クリップになりたい

今日は、クリップのおはなしです。 クリップ、とは、最近ぽっと出たばかりの流行りものでもなんでもありません。 あの文房具のクリップです。 会社のひきだし、家の中のなんか道具っぽいものを置くところに、 必ずちょろっとある、あれです。 このクリップで…

髪の毛が妙にまっすぐになる美容院の話

美容院へ行ってきました。 この美容院が不思議な美容院なのです。 ホニャ沢(ほにゃさわ)さんが一人でやっています。 ホニャ沢さんというのは本当の名前ではありません。 会計のレシートにきちんと担当:■沢紗江子、と名前が書いてあるのですが、 この■のと…

宮沢賢治の背中に生えた羽根

宮沢賢治(みやざわけんじ)の作品を読み返しています。 彼の作品に特徴的といわれている擬態語・擬声語に注目して読んでいます。 読みながら、気づいたことを、ちょこちょこと。 01 やまなし ・カニの親子の話。子どものカニが、川に突然カワセミが飛び込ん…

料理の味がいまいちなとき思い出してほしい詩

うーん、なんか料理の出来がいまひとつー。 そのときには、この詩を思い出してください。 何の役にも立ちませんけど。 おいしくなるひみつ♪ まぜまぜするのは大事だよ♪ 調理法~のひとつだよ♪ 切れば切るほどおいしいよ♪ 四つに切るより八つだよ♪ ミキサーか…

アリスはなぜ穴に落ちたのか?~麻酔体験をとおして

自分の麻酔体験をとおして、なぜ物語で落ちたり登ったりという垂直体験があるのか、また記憶の書きかえについて考えてみたいと思います。 01 麻酔の体験 わたしは、一度だけ全身麻酔をかけたことがあります。 そのとき、ある映像を見ました。 夢じゃなくて、…

冒険したいときに思い出してほしい詩

詩を作ったよ! 短いけどね! ============= りすくは元気のくすり 人生はいきおいだよー リスクのとげが足に突き刺さるー でも、そこは湧泉(ゆうせん)てツボだよー 元気がまた出た― ダンダンダラ ダンダンダラ ダンダンダラ、ダンダン! =…